住民の批判を反映
臨時萩市議会終わる 25 日
萩市の4月臨時議会が、最終日の25 日開かれました。議案討論、採決をし、全 議案を可決して11 日間の臨時議会が終了しました。
注目されていた「特別参与」設置条例案は無記名投票の結果、賛成49 反対44 の小差で可決しました。
一般会予算やその他の各会計予算も可決されました。宮内議員は一般会計と国保会計事業勘定、直診勘定の特別会計に反対討論を行いました。この3会計は賛成多数で可決しました。
さらに助役に瀧口治昭(たきぐち・はるあき)元旭村長の選任に同意が求められた人事案が、教育委員、固定資産評価委員などとともに可決されました。
2005.04.25 12:27
「都市の中心」に過疎債とは
一般会計予算の商工費の中で、「中心商店街活性化事業」があります。田町商店街に駐車場を設け大型バスを導入し、観光を含めた商店街を形成するという事業です。そのために、今年度は3億1700万円、来年度9900万円の合計4億1600万円をつぎ込む計画です。財源は全額悼゚疎債をあてるということです。
投資効果の検証が必要 慎重な見極めを
補償2億1500万円 土地購入8200万円 工事費2000万円
今年度の3億1700万円の内訳は、進入路整備工事に2000万円、土地購入費8200万円、補償費に2億1500万円です。
進入路80 メートル
進入路は幅 12・5m、長さ80 mです。新堀川に橋を架け、岩崎酒造横のジョイフルパーキングを通って田町郵便局のそばの道路につなげるものです。
駐車場1900㎡ バス5台 普通車 40台
駐車場は、ジョイフルパーキングと中村小児科などを買収して1900㎡を確保し、バス5台、普通車 40台の収容台数とするものです。
土地購入は1250㎡で8200万円です。路線価を参考にしたと説明しています。1㎡当たり6万5600円、坪当たり 20万6480円です。
2005.04.24 17:46
月額報酬 20万円 旧町村長が就任か
臨時萩市議会が4月 15日に開会しました。この議会には、野村市長から一般会計や特別会計の通常予算と特別参与設置、国保料の経過措置、はぎ温泉配湯などの条例案が提案されています。
権限なし 仕事もなし 非常勤
注目を集めているのが特別参与を設置する条例案です。「市政の円滑な運営を図るため」という目的が示されています。「職務」として「次に掲げる事項について市長に意見を具申する」とあり「市政の円滑な運営を図るために必要な事項」「その他市長が必要と認める事項」の2つが掲げてあります。具体的な職務の内容は、審議の中で明らかにされるでしょうが、権限もなく、非常勤であり、実際には何もないと考えられます。
2005.04.17 16:20
クラボウの社員に対する思想差別是正を求める人権裁判で、裁判所は賃金差別を是正する和解を勧告していましたが、3月31日クラボウが「遺憾の意」を表明し、「今後、憲法、労働基準法に従って従業員を公平・公正に取り扱う」との内容で和解が成立しました。(クラボウが表明 人権裁判和解)
商業新聞でも報道されていましたので、目に留まった方もおられるのではないでしょうか。
2005.04.13 21:23
有能な人材はどこでも必要とされている
3月5日に須佐町が無くなると同時に、弥富診療所の常駐医師がいなくなりました。合併の弊害が、住民のもっとも身近なところで生まれました。その原因や責任は、町長、議会、医師本人、合併協議会にそれぞれ存在します。いずれにしても、今回の市町村合併が発端であることは間違いありません。特に医師給与の大幅減額や診療所基金の取り崩しは決定的でした。これを考えるなら合併こそ一番の原因といえるのではないでしょうか。
医師確保が先決
しかし、いま行うべきことは、常駐医師の確保です。この間、議会や議員の活動としては、合併協や新しい市の行政に陳情してきました。それだけでは、なかなか前に進みません。
会って話をする必要性を感じて
住民のみなさんからの常駐医師確保の要求は日増しに強くなっています。医師確保に向け、個人的な努力も必要だと考えました。特に弥富の方々からは、弥富出身の医師に掛け合って欲しいという声も出ていました。「兄弟のうち3人も医者になっているSさんがいる。一人ぐらい何とかならないか」というものです。その末弟になる医師と私が同級生であったことから、声が高くなるのも当然です。この間、連絡を取りましたが、直接会って話をすべきだと感じました。
2005.04.10 12:22