政策論戦してこそ議会
一般会計予算案の質疑に対して、市長は「政策的なことは一般質問すべき。議会運営の問題だ」と述べました。
市長も私たち議員も全て、政治家です。事務的なことも知らねばならないのは当然ですが、一番重点を置くべきは政治的なことです。まさに政策です。議会は私たち議員の主戦場。議会に提案された議案に対し、政策的な論争をしないで政治家といえるのでしょうか。
一般質問は、市政の全般に関わって、議員が自分で選ぶことができる質問です。議案質疑は、市長が提案したものに対して行うものです。3月議会に提案される一般会計当初予算案は、必然的にすべての分野にかかわりますので、多岐にわたる質疑が交わされて当然です。それは、前述のように主に政策的質疑になります。
委員会審査には市長が出席しません。部長・課長を相手に事務的なことを含めて細かいことまで質疑が行われています。
議会の立場の弱さが、市長の発言に現れています。議会は、市民の声を市政に届ける場です。できるだけたくさんの機会を活用し、訴えるのが議員の使命だと思います。