弥富診療所医師問題 具体的な段階に


 9月定例議会で宮内きんじ議員は、再び弥富診療所常駐医師の確保の問題を取り上げ、市長を質しました。また、田万川の山木好弘議員も取り上げました。

宮内議員 合併にともなって弥富診療所の常駐医師がいなくなってから、ちょうど6ヵ月が経過しました。

いつまで待てばよいのか

 住民の方からは「いつまで待てば良いのか。須佐まで出ることはできん。遅うなったらバスがない。一日がかりになる。具合が悪いから良くしてもらいに行くのに、具合が悪くなって帰るようじゃあ、あべこべじゃ」といって、早く弥富に医者を確保して欲しいとおっしゃられています。

週3回が実質2回に

 現在毎週来られている先生方は、大変良くみていただいていて、患者さんからの評判もいいのですが、当初の週3回から、現実には週2回強の半日ずつ診療となっています。
 行政には説明責任があります。この間の医師確保の取組みは、どのように行われ、どのような段階にあるか、お聞かせください。

3人の医師にあたっている 近々直接会う

野村市長 現時点では3人の医師にお願いしています。医師としても人生設計を変えることになり、すぐに返事はできないことは御理解いただきたい。早くても年度の区切りになると予想しているところです。家庭のことや医院の状況があり、簡単に決めることはできないようです。もし決まらなかったら、公募する方向に切り替えたい。現在、情報を集めているところですので、今しばらくお待ちください。
 7月4日に行政推進員さんたちから要望書をいただいていますので、皆様の気持ちに早く沿うために努力したいとおもいます。

山木議員 緊急時や夜間に医師がいないと困る。立派な施設もあり、素早い対応するためにも早く見つけて欲しい。

野村市長 人生設計もあり、一朝一夕にはいかない。現在3人の医師にあたっている。近々直接あって話をすることになっている。

医師が弥富に?!

 市長が「近々直接会う」と答えています。はっきり確認は取れていませんが、先週末には候補に挙がっている医師が弥富診療所などを訪れたと思われます。医師問題もいよいよ具体的な段階に入ったようです。