特別参与設置 反対44  賛成49    小差で可決


住民の批判を反映
臨時萩市議会終わる 25 日

 萩市の4月臨時議会が、最終日の25 日開かれました。議案討論、採決をし、全 議案を可決して11 日間の臨時議会が終了しました。

 注目されていた「特別参与」設置条例案は無記名投票の結果、賛成49  反対44  の小差で可決しました。

 一般会予算やその他の各会計予算も可決されました。宮内議員は一般会計と国保会計事業勘定、直診勘定の特別会計に反対討論を行いました。この3会計は賛成多数で可決しました。
 さらに助役に瀧口治昭(たきぐち・はるあき)元旭村長の選任に同意が求められた人事案が、教育委員、固定資産評価委員などとともに可決されました。

市民の世論を請け 宮内議員ら4人が反対討論

 旧町村長を任命する予定の「特別参与」には、住民から強い批判があがっています。それは反対討論を宮内きんじ議員はじめ4議員(宮内、斉藤、内山よ、中野)が行ったことでも現れています。

住民批判の強さ物語る

 また討論採決の前には、林議員から継続審査扱いを求める動議が出されました。これは賛成少数で否決になりました。
 採決では起立採決が宣告され、いったん起立しかけた議員も居ましたが、無記名投票を求める動議が出され、議長の裁決で無記名投票になりました。結果は賛成 、反対 の小差で、かろうじて可決されました。住民の批判の強さを物語る結果となっています。

宮内きんじ反対討論