弥富診療所医師確保で 6議員市長と懇談


弥富・小川など6議員

 弥富の3議員と上小川など3議員(宮内、林、広兼、山木、椿、藤井)が、野村市長と懇談しました。市長選挙後、初めてこの問題で野村市長に医師確保を要望しました。市長は、急なことで簡単に常駐医師の確保はできない、1年から2年かけると計画的に配置できる、2、3あたっているが、簡単には決まらないと述べ、保健福祉部長を中心に努力していることを明らかにしました。


5月以降も週3日体制維持


 現在、弥富診療所は週3日の診療日となっています。4月イッパイで松原医師が診療から外れるため、次の体制が注目されていましたが、5月以降も週3日体制を維持すると説明しています。


月、火、木の3日


 月曜日      米澤市民病院院長か松井医師 
 火曜日午後    作間川上診療所長
 木曜日午前    前川むつみ診療所長


 弥富の宮内、林、広兼の3議員と上小川などの山木、椿、藤井3議員が、25日議会の合間をぬって野村市長と懇談しました。市長選挙後初めて、この問題で野村市長に医師確保について話し合いをしました。


はじめに林議員が、診療センターの必要性について御理解いただき、地域の中核をなす施設として充実発展を願っていると述べ、常駐医師が決まるまで尽力して欲しいと述べました。


市長は、何度も話を聞いているので良くわかっている。これまで正確な情報が伝わっていなかったところもある。松原医師への信頼が篤く、本当なら居てもらったほうがよかった。残念至極だ。松原医師は2か月の約束だった。忙しいのでこれ以上できないということだった。5月からの体制を整えた。急なことで、一朝一夕に常駐医師の確保はできない。1年から2年かけると計画的に配置できるだろうが、保健福祉部長を中心に努力していることを明らかにしました。

むつみ川上には了解をいただいた

 5月からは周辺からの応援体制で、これまでの週3日の診療は確保した。むつみ診療所の前川先生、川上診療所の作間先生、市民病院米澤院長、松井医院の松井清先生にお願いしている。むつみ診療所は1日診療日が減るが、議員さんに相談したら、困っているときは助け合うことが必要とこころよく了解してもらった。今回はあくまで暫定措置で、部長はじめ担当者も引き続き常駐医師確保にむけ努力する。

 懸念するのは、松原医師を慕われる患者が多い、患者さんが少なかったら困る。常駐医師は2、3あたっているが、簡単には決まらないと述べました。

議員からは、診療所を巡る状況についてそれぞれに話をし、市長の知らなかった情報も示し、常駐医師の確保を求めました。市長も地元出身の医師が一番よいと述べ、知り合いの名前を挙げていました。

懇談の時間が短く、十分な話合いにはなりませんでしたが、市長に住民の声を伝えることができました。