6月議会での一般質問

 住民自治のまちづくりをどうすすめるか

宮内きんじ

 初めての一般質問になりますが、これからの新しい市が均衡ある発展をするための基本的な立場を市長に確認するとともに、この間寄せられた市民の皆さんの声をもとに合併による弊害をなくすために、質問したいと思います。
私の立場は、住民こそ主人公という言葉で表しております。住民本位のまちづくりで、赤ちゃんからお年寄りまで、安心して住み続けられる、そういう地域をいっしょに皆さんと考え作ってきたいと思っております。そういう方向で質問したいと思います。

大きな自治体では中央集権に
 第一の質問は住民自治の推進をどう図るかということであります。地方分権が言われ、その受け皿として、市町村合併が推進されました。それでできた大きな自治体、これで本当に地方自治の本旨が、貫かれるかというと非常に疑問のあるところです。

6月定例議会

 萩市臨時議会が、9日開会しました。提案された議案は、一般会計と老人保健会計の補正予算、基本構想審議会条例、請負契約締結についての同意、阿武町の生活保護事務の受託など 11件が提案されました。10 日には、提案された議案の質疑が行われました。また、議員提出の議案3件が審議され、可決しました。 15日から 議員の一般質問が始まります。

05年 4月 臨時議会

特別職でなくても目的は達する

合併協に はからなかった

 私は特別参与の設置に反対です。第一の理由は、合併協定に無く、合併協議会に諮ることも無かったからです。

別の簡素で効率的な方法で事足りる

 二つ目は、特別参与は権限も無く、意見具申することと市長からの相談に応じることが主な職務であることです。
 市長は必要性について、首長で無ければわからない事情について意見を聞き、合併が円滑に進むようにするためといわれた。首長に事情を聞くのなら特別職をわざわざ設けなくても、別の「簡素で効率的な手法」で十分に事足ります。

05年 3月  新萩市の初議会

暫定予算への反対討論

合併は財政削減と中央集権化が目的
   サービス低下 負担増

 宮内きんじです。萩市一般会計暫定予算に反対します。
 今回の市町村合併は、地方自治の発展のためではなく、地方自治体のリストラによる財政削減と中央集権化を図るものです。 その先には、どんなねらいがあるのでしょうか。憲法改正、特に9条の改正論議とあいまって、再び、人を殺したり殺されたりする社会の到来が垣間見えてきます。地方自治体の再編統合による中央集権化が、それと連動していることが想像できます。

<< 1 2 >> 2ページ中2ページ目